【2025年11月開催】第3回 理系採用人事勉強会

公開日: 更新日: イベントレポート

2025年11月19日、「第3回 理系採用人事勉強会」を開催いたしました。

今回のテーマは前回と同様、『内定者フォロー』です。

 

機器メーカーの人事ご担当者さま2名にお越しいただき、参加者同士で具体的な戦略について意見交換を行うことを目的に、オフライン形式で実施しました。
当日は、参加者の方からは「ターゲットを変える必要性に気づけた」「社内の若手にこそ学びになる内容だったので今後参加してみてほしい」といったお声をいただきました。

 

本レポートでは、当日の様子を一部ご紹介します。
理系採用人事勉強会は今後も毎月開催予定です。ご興味のある方は、ぜひ次回ご参加ください。

 

第1部:内定辞退の原因はどこにある?

面談などのフォロー施策を行なっているものの内定辞退者が出てしまう/そもそもどういうフォロー施策が適切なのかがわからない、といった内定後のフォローについての課題感をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
参加いただいた皆様には、講義とワークを通して、自社の「内定辞退の原因の見極め」と、「適切なフォロー施策」について考えていただきました。





 

自社の内定辞退者はどのパターンの学生が多いのか、下記シートを用いて現状を把握した上で、今年度の採用で対策すべき原因、来年度に改善していきたい原因をそれぞれ確認します。
原因によっては、内定後のフォローのみでは対策しきれず、「母集団形成の質」を改善する必要があるものもあるため、それらを切り分けて整理していきます。


第2部:内定者フォローの考え方

内定者フォローについては、「面接〜内定出しフェーズ」と「クロージング〜内定承諾フェーズ」に分けて考えていきます。

「面接〜内定出しフェーズ」においては、下記のように選考辞退の理由を深掘りし、対策を決めていきます。



「クロージング〜内定承諾フェーズ」においても同様に、内定辞退の理由を深掘りし、対策を決めていきます。

まとめ:内定者フォローのベストプラクティス

本勉強会では、LabBaseからご提示したデータや、各社様からのお取り組みに対してたくさんの質問が飛び交い、活発な意見交換が行われました。
講義とワークショップを通じて各社の取り組みを共有した結果、「内定者フォローのベストプラクティス」としては次のようなポイントが挙げられたので、最後にご紹介します。

  • 仕事のイメージを持ってもらうため、希望者とは現場社員との個別面談や食事会、現場見学を行う。
  • 選考中に、入社後取り組む可能性のある仕事内容を詳しく伝える。
    ※学生にも判断してもらう。自分と合わないと思ったら選考途中で辞退してもらってもよいという考えのもの行う。
  • ・内定者同志の懇親を促す。

 

おわりに

今回は、内定者フォロー施策だけにとどまらず、「そもそも夏インターンシップで集客すべき学生ターゲットから見直す必要がある」と採用の入り口部分の施策に関しても気づきを得ていただいた企業さまもいらっしゃり、幅広い議論ができた勉強会となりました。
学生の就活トレンドが変化し続け、確かな正解が掴みにくい中で、選考・内定辞退の課題に日々向き合われている人事の皆様にとって、今回の場が課題解決の一助となれば幸いです。

 

LabBaseでは、今後も人事担当者同士が学び合い・つながり合う場として、「理系採用人事勉強会」を継続的に開催してまいります。

 

人事×現場協働型
『Co-Lab(コラボ)採用』

「コラボ採用(Co-Lab Recuruting)」はLabBaseが提唱する、Collaborate(協働)と Laboratory(研究)を掛け合わせた造語で、「人事部門とR&D部門が協働する採用の新しいスタンダード」です。

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