製薬業界の課題解決へ。
LabBaseで「生産・品質」職種の母集団を拡大し、これまで接点のなかった大学群からの採用も実現。

 

沢井製薬株式会社

従業員数
2,849名
(2025年3月末時点)
業種
医薬品 / 化学 / 食品 / 医療機器

◆ジェネリック医薬品のリーディングカンパニー◆
「なによりも患者さんのために」
沢井製薬のすべての活動はこの理念に基づいています。

導入前の課題

・増産体制の確立のため新卒採用にも注力していく方針を掲げた
・特に生産系や信頼性保証といった学生には馴染みのない職種の認知度を高める必要があった

導入の決め手

・トライアル利用で52%という高い承諾率を記録し、目標を大幅にクリアしたため
・新卒採用の認知拡大、特に生産・信頼性保証といった職種を知ってもらうために、スカウト導入の方針を決定した
・他の媒体に比べ、学生が研究概要や人柄をしっかり記入しており、ミスマッチを防げると感じたため

導入後の効果

・想定していたよりもスカウトの承諾率が高く、学生がリアクションをしてくれた
・これまで接点のなかった地方の国公立大学などからも、熱心に研究する学生が入社してくれるようになった
・特に注力していた生産・信頼性保証の母集団が増加した
・利用している製薬メーカーが少ないからこそ、薬学以外で製薬業界を志望する学生への高いヒット率につながった

ジェネリック医薬品の中核企業として、人々の健康を支える沢井製薬株式会社。近年は薬不足という業界課題を背景に増産体制を強化しており、将来の成長を担う生産・品質管理系の人材の確保が急務となっていました。そこで同社が新卒採用の強化策として選んだのが、理系学生に特化した採用サービスLabBase就職です。同サービスを活用することで、会社の認知度向上と、これまで接点のなかった大学群からの母集団拡大に成功しています。

今回は、人事部 採用・要員グループの金澤様に、LabBase導入の決め手から、学生に寄り添った運用体制、そして同社の採用に対する熱い想いを伺いました。

 


ジェネリック医薬品の中核企業として、増産体制を支える新卒採用を強化

ーーまず、貴社の事業内容について教えていただけますか?

メイン事業としては、ジェネリック医薬品の研究開発、製造、そして情報提供活動というところを中心に扱っています。沢井製薬はサワイグループの中核企業であり、ジェネリック医薬品を中心に取り扱っている事業体です。

ーー金澤様ご自身の現在の役割や、新卒採用の規模について教えてください。

私は人事部採用・要員グループに所属しており、新卒採用のメイン担当をしています。専任担当は私一人ですが、キャリア採用のメイン担当でもあるマネージャーと、新卒・キャリア・社内公募制度の運用業務を担ってくれているメンバーが2名おり、現在は4名体制のチームで採用活動を行っています。大卒以上の新卒採用規模は、だいたい毎年50名前後です。地元採用の高卒・高専卒まで合わせると、新卒全体で200名程度の採用規模になります。

ーー現在、特に注力されているポジションは何でしょうか?

一番力を入れているのは、やはり生産系の職種です。現在、医療用医薬品の供給が不安定な状態が続いているため、これを解決するために私たちも増産体制の強化に力を入れて取り組んでいます。そのため、生産、品質に関わる人材を育成したいという強い想いがあり、生産技術系の総合職や製造のチーム長候補、信頼性保証職育成コースといったポジションに注力しています。

新卒採用強化の背景にあった業界課題と「知られていない職種」への懸念

ーーLabBase導入以前は、どのような採用手法がメインでしたか?また、当時の新卒採用への取り組みについて教えてください。

以前は、正直なところ新卒採用をそこまで強化していませんでした。メインはキャリア採用で、欠員が出たところの補充を即戦力でしつつ、新卒採用は比較的学生の皆さんにもイメージしやすい職種の採用を行っておりました。

ーー新卒採用を強化された背景には、どのような経営的な判断や業界の課題があったのでしょうか?

私たちの中期経営計画「Beyond 2027」において、人材の獲得、育成、定着を事業の基盤の一つとして取り上げ、新卒採用の強化を宣言したことです。また、業界全体として薬不足の影響でどの会社も増産に力を入れていますが、生産や信頼性保証の職種をキャリア採用で募集しても、転職者が業界内を渡り歩いているだけで業界内で活躍する人の総数が全く増えていないという課題がありました。

この課題を根本的に解決するため、新卒から業界内で通用する人材を育成していこうということで、職種別の採用を取り入れました。

また、本部間の垣根を超えた連携が課題となっていたため、研究開発、信頼性保証、生産の三本部間ローテーションを推進していきたいと考えており、そこに新卒のメンバーが中核を担ってほしいという思いもあります。

ーーLabBase導入前、採用活動における具体的な課題や不安はありましたか?

新卒でスカウトという手法をあまり使ったことがなかったので、そもそも学生に馴染むのかどうかという懸念が一つありました。
LabBaseの利用企業にそれぞれの業界を代表する大手企業が多かったことと、製薬メーカーはあまり多くはなかったので、学生さんに興味を持ってもらえないのではないか、という不安もありましたね。

決め手はトライアルでの高い「返信率」と「研究内容の濃さ」

ーー様々な採用手法がある中で、LabBaseを導入する決め手は何だったのでしょうか?

大々的に新卒採用に関する広報活動を行っていなかったこともあり、沢井製薬という会社に新卒かつ薬学生以外で入社できる職種があるという認知がありませんでした。また、学生の皆さんにとって働き方のイメージがつきにくい生産系や信頼性保証の職種を知ってもらい、「皆さんの専門性や経験、思考力を活かせる場所って、研究開発以外にもあるんですよ」ということを知ってもらいたくて、スカウトを導入する方針を決めました。

その中でLabBaseに決めた最大の決め手は、トライアルで利用した際の高い返信率です。25卒で27件スカウトを送ったところ、52%の承諾率という目標を大幅にクリアできたことで、本格導入に至りました。

ーーLabBaseの特徴や、他の媒体との違いで魅力に感じた点はありますか?

一番は学生さんのレベル(質)が高いことです 。他の媒体だと情報がほとんど未入力の学生さんもいるのですが、LabBaseの学生は特に研究概要について、どういう仮説を持って、どこで苦労して、どんなことができるようになったのかを、その分野に詳しくない方が読んでも分かるように書いてくれています。

研究内容だけではなくて、お人柄や研究に向き合う姿勢みたいなものが伝わるレベルで書いてくれているので、こちらも人柄まで把握した上でスカウトが打てます。これは初接触の部分ではありますが、ミスマッチを防げるという点で非常に魅力的だと感じています。

「研究と両立しやすい」セミナーで接点を創出

ーースカウトでは、どのような内容で学生を案内されていますか?個別面談、説明会など、特に力を入れている案内があれば教えてください。

まず案内するのは、全職種共通のセミナーです。これを毎月2回開催しています。薬学以外の学生だと「製薬業界に入っても大丈夫かな」という不安を持つ方が多いので、まずはそこを払拭してもらうために、業界全体のことや、研究開発以外にも皆さんの知識やスキルを活かせる職種があることを知ってもらうための内容を発信しております。

ーーセミナー後のフォローや、学生が参加しやすいような工夫はされていますか?

はい、学生さんが研究と就職活動を両立しやすいようにかなり意識して設計しています。例えば、職種別のセミナーはお昼前後の時間帯に開催することが多く、研究室にいながらでも1時間くらいなら参加できるような軽めのイベントにしています。また、平日日中に参加できない学生のために、アーカイブの配信など、参加手法を選べるように工夫しています。

ーースカウトを送付する際に、特に意識したり工夫されたりしたことはありますか?

弊社の研究活動は実用段階の技術に関する研究が多いため、ご自身の大学院での基礎研究をダイレクトにやり続けたいという人には向かない、それは叶えてあげられないと思っています。一方で、研究を通してどんな能力を身につけたか、どういう思考プロセスを回してきたかということを書いてくださっている方については、入社後の研究・検討活動においても生かすことができるので重視しています。そのような視点で、私たちとマッチングするかどうかを判断できた学生さんに送らせてもらっています。

地方国公立大からの採用も実現。不安を払拭したLabBaseでの成果

ーーLabBaseを導入した後の成果はいかがでしたか?特に印象に残っている点があれば教えてください。

これまでご縁のなかった地方国公立の学生さんなど、熱心に研究されている方が入ってくれるようになったのはすごく良かったなと思っています。今まで東京・大阪のイベントではお会いすることが叶わなかった、学生さんにスカウトを通して弊社を知ってもらうきっかけに繋がり、オンライン・対面のイベントに参加していただき自分に合う会社だと思ってもらえるようになりました。

ーー特に注力されていた生産・品質系のポジションの母集団についてはいかがでしたか?

はい、生産と信頼性の母集団が大きく増えたというところは大きいと思います。想定していたよりもスカウトの承諾率も良く、学生さんが反応をしてくれるなと感じています。

ーー導入前の不安は、導入後どのように解消されましたか?

LabBaseの利用企業に製薬メーカーが多くない点に関しては、むしろ、薬学系専攻かを問わず幅広い学生との貴重な接点となりました。また、製薬メーカーを就職先の選択肢として考えている学生は、薬学系以外にも比較的多いことを感じました。そのため、結果的にヒット率は想定していたより良かったです。

ーー成果を出す上で、貴社の魅力以外にLabBase側で特に役立った機能は何ですか?

AIによるスカウト支援ツールの精度ですね。他社も追随する形で似たツールが実装されましたが、御社ほどの精度のものはありませんでした。学生の質の高さとこの精度の高いツールのおかげで、採用活動が円滑に進みました。

「技術に強みを持つBtoB企業」にこそ勧めたいLabBaseの価値


学生さんが時間をかけて入力してくれているんだと感じさせる、読み応えのある文章を掲載する学生さんが多いことがLabBase就職の魅力です。研究内容だけではなく、人柄なども想像できた上でスカウトが打てるので、ミスマッチを防止できます。また、先ほども言いましたが、AIによる支援ツールの制度が非常に高い点も評価しています。

ーー最後に、LabBaseの導入をご検討中の方へ、アドバイスやメッセージをいただけますか?

BtoBのメーカー様で一般消費者にはあまり知られていないが、業界を牽引する高い技術力やスキルを有する企業様の中で理系技術者の新卒採用に困っている企業様に是非おススメしたいです。
「自社にはこんな強みがある」「こんな専門性が活かせる」「こんなスキルや能力が身につく」ということがよりクリアになっている企業であれば、学生さんも興味を持ちやすく、入社後のミスマッチも防げるので学生さんが新しい選択肢に出会う良いご縁に繋がるのではないでしょうか。

 


編集後記

金澤様のお話は、業界の構造的な課題から新卒採用を強化し、その課題解決のためにLabBaseを活用するという一貫した戦略が明確でした。特に、学生の研究内容から人柄や思考力を見抜くというスカウト戦略と、学生の負担に配慮したセミナー設計は、高い承諾率と母集団拡大につながった大きな要因だと感じました。

 

 

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    LabBase就職を活用し、採用に関する課題をどのように解決することができるのか

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    専攻別のエントリー数や内定数など、理系学生はどのような動きをしているのか