理系採用を成功に導く 人事×現場協働型「Co-Lab(コラボ)採用」

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研究者・技術者採用を、“人事と現場の協働”で変える。

コラボ採用(Co-Lab Recuruting)」はLabBaseが提唱する、Collaborate(協働)と Laboratory(研究)を掛け合わせた造語で、「人事部門とR&D部門が協働する採用の新しいスタンダード」です。

企業が真に求める人材と出会い、候補者と良好な関係を作っていくには、人事と現場の両者が一体となった“協働”が欠かせません。

本記事では「コラボ採用(Co-Lab Recuruting)の考え方」、「人事と現場協働での採用の必要性」、「コラボ採用実現のポイント」などについて詳しく解説します。

コラボ採用(Co-Lab Recuruting)とは



コラボ採用(Co-Lab Recruiting)とは、人事と現場が連携しながら採用活動を進める採用モデルです。

コラボ採用によって、候補者・人事・現場のそれぞれにとって価値のある“出会い”を実現します。


候補者の方にとっては、研究内容や専門性を理解してもらえる就職活動体験を。

現場の研究者や技術者の皆様には、共に挑戦したい人材と直接対話できる機会を。

そして人事の方には、採用プロセス全体の質を高め、より精度の高い採用成果を。

人事と現場が協働することで、”良質な候補者体験”と”効果的・効率的な採用活動”を実現します。

なぜ今、コラボ採用が必要なのか

今、多くの企業が理系採用の難しさに直面しています。

LabBaseが実施した調査では、約半数の企業が「昨年より理系採用に苦戦」と回答しています。母集団の数を増やしても、専門分野の理解の浅さや候補者への魅力付け等の不足により、歩留まりが改善しないケースが増えています。


また、LabBaseが理系学生約1,000名に行った調査では、『最も面談したいポジションは誰か』という問いに対し、約6割の学生が『研究者・技術者』と回答したという結果も出ています。

つまり、学生は就職活動中に人事の方だけでなく、現場社員との接点を求めている傾向があり、人事部門×現場部門が一体となって採用活動を進めることの重要性が増していると考えられます。

コラボ採用の事例

実際にコラボ採用の実践によって、多くの企業が成果を上げています。

あるIT企業では、ある研究開発部門で数年間、内定ゼロが続いていました。

そこで、人事任せにせず、スカウト送付から説明会対応までを部門主体で実施。

さらに、研究開発マネージャー自らがマッチする学生にスカウトを送り、直接魅力づけを行いました。



その結果、その部門が本当に欲しい人材にピンポイントでアプローチでき、効率的かつ効果的な採用を実現されました。


コラボ採用による採用活動の効率化

コラボ採用においては、特に採用活動の前半から、現場の方と協働することが効果的です。


候補者との初期接点のころから、現場の協力を仰ぐことで、早期に学生の見極めが可能になり、本当にフォローすべき学生に十分な時間を充てることができます

マッチング度の高い出会いと、十分なアトラクトにより、結果として採用活動全体のスリム化・効率化を見込むことが可能です。

「質」と「効率」を両立できることこそ、コラボ採用の価値です。

コラボ採用の実現方法

とはいえ、全社一斉に人事と現場の連携を進めるのは現実的ではありません。

成果を出している企業の共通点は、まず「1部門から小さく始めている」ことです。



採用の初期フェーズでは、人事が主体となって現場と採用要件をすり合わせ、候補者のピックアップやスカウト文の叩きを作成します。現場の方は、その確認と面談といったフォローに集中します。

こうして現場の負荷を最小限に抑えながら、連携の成功体験を積み上げていく

合わせて成果を可視化し、他部門に横展開することで、やがて全社的な採用文化へと進化します。

コラボ採用は「仕組みづくり」と同時に、社内での「関係づくり」も重要になるのです。

LabBase就職サービス概要・事例集

LabBase就職は、企業・学生が双方に、自社/自分に合った相手を見つけ、能動的にアプローチすることができる、技術系/理系特化のマッチングサービスです。

研究者・技術者に向けた高精度なマッチングと、AIによる効率化支援により、人事と現場の協働をサポートします。

ぜひ、あなたの企業にも「コラボ採用」という新しい選択肢を。

詳しくは資料をご覧ください。

人事×現場協働型
『Co-Lab(コラボ)採用』

「コラボ採用(Co-Lab Recuruting)」はLabBaseが提唱する、Collaborate(協働)と Laboratory(研究)を掛け合わせた造語で、「人事部門とR&D部門が協働する採用の新しいスタンダード」です。

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